ジャンガリアンハムスターの喧嘩は共食い・子食いするって本当?!「原因と理由」
可愛らしい姿で小動物の中でも人気の高いハムスターですが
実はあまり知られていない怖い一面があります。
それは、「共食い」と「子食い」を行うという事です。
どうしてこんな事を行うのかを調べてみましょう。
ジャンガリアンハムスターの共食い
ジャンガリアンハムスター同士が共食いを起こしてしまう
原因は「縄張り争い」から引き起こされます。
ハムスターは群れる事はせずに、1匹で暮らします。
その為、縄張り意識が非常に高いので自然と争いが起きてしまいます。
逃げる事も1つの手段と考えるハムスターですが
ケージが狭い場合は、逃げる事も出来ない為
ずっと攻撃を受け続け、亡くなってしまう事が起きます。
亡くなったハムスターは、生きているハムスターからすれば
栄養素が高い「餌」となるので食べてしまいます。
ジャンガリアンハムスターの共食いの対策方法
別々のケージで飼う
お腹が空いて共食いをしてしまうという事も考えますが
どれだけ食べ物を与えても全く意味はありません。
縄張り争いという本能が働くので
必ず別々のケージで飼う事が大切です。
ジャンガリアンハムスターが子食いする「主な2つ原因」
母ハムスターが子ハムスターを食べてしまう原因は2つあります。
1つ目は「食料不足」
ハムスターの育児には母乳が欠かせません。
母ハムスターは、母乳を与える為に
エネルギーを蓄えておかなければなりません。
それには食料が必要となります。
食料が十分に無い時、母ハムスターは育児に不安を感じます。
不安に感じてしまった母ハムスターは
育児は「無理」と判断してしまい子供を食べてしまうのです。
対策方法として、母ハムスターには、たくさんの食料をあげましょう。
余裕を持たせてあげると精神的に安心して育児を行えます。
2つ目は「人間の臭い」
ハムスターは、臭いにとても敏感な動物です。
人間が1匹だけでも、子ハムスターを触ってしまうと
子ハムスターに臭いがついてしまいます。
すると、母ハムスターは「敵が侵入した!」と
大きな勘違いを起こしてしまいます。
大きな勘違いをした母ハムスターは
敵を倒そうと、自分の子供なのに食べてしまいます。
ジャンガリアンハムスターの子食いの対策方法
ジャンガリアンハムスターの子食いの対策方法としては、ハムスターが子育て中の場合は触るのはやめましょう。
触れるのではなく、観察するのが大切です。
まとめ
「共食い」も「子食い」もハムスターならではの理由があり
それは生きていく上で植え付いた本能だという事が分かりました。
対策方法としては、とても難しい事ではありません。
悲しい事が起きないように気を付けて飼いましょう。