ジャンガリアンハムスターの繁殖の方法(発情期・交配(お見合い・交尾)
ハムスターは動物の中でも、とても繁殖力がとても強い動物です。
種類にもよりますが、ジャンガリアンハムスターの場合
赤ちゃんは1匹~9匹ほど産みます。
ハムスターの繁殖を行う際は
これからのお世話について考えた上で行うようにしましょう。
《ハムスターの年齢》
繁殖を行うには、様々な条件が必要となります。
それは、年齢や相性などハムスターにとって違います。
ハムスターが繁殖しやすい環境を作りましょう。
ハムスターは生まれてから約1か月で大人になります。
繁殖を行う事が出来るのは、生まれてから2ヶ月以上です。
但し、1歳以上を過ぎたジャンガリアンハムスターは
繁殖には適さないのでご注意ください。
ハムスターの生まれた日が
分からない場合は体重を目安にしましょう。
体重が「約80g~約130g」あれば繁殖を行う事が可能です。
《発情期・発情周期》
ハムスターの発情は1年中言われています。
メスのハムスターには性周期があり
4日おきに12時間だけ発情をします。
ハムスターが発情をしているかを判断するには
メスの陰部が赤く腫れると言われますが素人には難しい判断です。
他にもメスとオスを一緒にした時に
メスが背筋を伸ばし尻尾をあげるようなポーズを行っている場合は
発情をしている証拠と言われています。
どちらの方法も簡単ではないのですが
一度、発情しているかどうかを確認してみましょう。
《発情をしやすくする4つの方法》
ハムスターを発情をしやすくする方法には、主に4つの条件が必要です。
- 12時間以上の連続明期。(太陽光もしくは室内光で行う)
- 快適な温度を保つ(20℃~24℃)
- 栄養バランス(肥満気味のハムスターでは可能性が無くなります)
- 季節は春・秋が良い
条件が全て揃うと発情して繁殖が行いやすいと言われています。
《お見合い》
ジャンガリアンハムスターをお見合いさせるには
いきなりオスとメスを一緒のケージに入れてはいけません。
一緒にしてしまうと、ほとんどの場合が喧嘩を起こしてしまいます。
お見合いは、次の順番で進めましょう。
1.ケージ越しでのお見合い
まずはお互いの存在を意識させます。
ハムスターが怒る時もありますが、この時は問題ありません。
2.メスをオスのケージに入れる
1週間程度のケージを使用したお見合いを行ったら
メスをオスのケージに入れて一緒にしてあげます。
喧嘩を行う事がありますが
大怪我になる事がなければこのまま一緒にしておきます。
《交尾・偽妊娠》
ジャンガリアンハムスターの交尾とは
発情をしているメスが、オスの臭いを嗅ぐと
5秒から10秒間に、ロードシス大勢(受け入れ準備)になります。
交尾の時間は、20分から1時間くらい行われ終わります。
メスは交尾を行うと「黄体ホルモン」が分泌されますが
妊娠に成功している時も失敗している時も出る為、
メスのハムスターが、「偽妊娠状態」になる事があります。
偽妊娠の場合は、8日から10日ほど続きますが
また12日から14日で交尾と妊娠が行えます。
まとめ
ジャンガリアンハムスターの繁殖方法は
他の動物と違い、とても簡単な方法で赤ちゃんが出来ます。
繁殖は決して悪い事ではありません。
しかし、育てる事が出来ない場合は決して行うのはやめましょう。
命を無駄にする事は絶対にやめましょう。